「ナイスファイト」

『しゃにむにGO』 羅川真里茂
また好きなマンガが一つ終わった……
高校入学して弱小テニス部に入ってから、
技術、メンタル共に成長する過程を経ての3年目の夏まで、
ここまでしっかりとスポーツを描いた作品はそうそうないと思う。
楽しみながら成長する伊出、苦しみながら成長する滝田
互いの弱点を克服しながら、互いに高めあい成長していく。
少女マンガとは思えない位“努力” “友情” “勝利”がそこにはあって
入学当時3年だったOBの先輩から、3年の春に入学してきた1年の後輩まで、
周りを取り囲む人すべてがテニスに青春をかけるだけの想いがあって。
好敵手とかいてライバル達は主人公達と同等かそれ以上に
テニスにかける“想い”があって、ドラマを繰り広げながらも勝者へとその想いをパスしていく
ぶっちゃけ泣けます。マジに。へーたとか静ちゃんとかえーちゃんともちゃんとかフレディ先輩とか全部好きですホント。
さっちんが読んでてボロ泣きした漫画は、五指で数える……くらいはあるかもしれませんがw
十指には確実に入る、「読んでて心から感動を呼ぶ漫画」
そういう作品に出会えた事に感謝しつつ、読み耽り。